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運動器疾患に対する標準化された評価法の習得

運動器理学療法評価学

岐阜県理学療法士会主催講習会

​運営:運動器理学療法標準評価普及協会

評価総論と全身についての各論講義、各論実技による講習会です。

じっくり学ぶことで身につく、知識と技術。すべての治療技術選択のもととなる標準化された評価方法と習得します。

すべて単独で受講可能です。1会期すべてを受講していただくことで、全身の触診・評価法を習得できます。

各回は自由に選択していただけますが、評価総論(アーカイブ配信)だけは必須となります。

(※評価総論受講後に各部位の評価法を学んでいくことになります、総論についてはアーカイブ配信いたします。)

運動器理学療法評価学のご紹介

講義全体図 のコピー.png

・ 「評価総論」では評価の概略を述べたうえで、基本的な原則を解説します。

・ 「各論」では関節毎に評価の原理原則を習得します。

・ 「各論」を受講する場合には、事前に「評価総論」を視聴して下さい。(この「評価総論」が全ての「各論講義」の基礎となります)

 スケジュールは変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

・  各論(実技・講義)は、前提講義「評価総論」を前提に進行いたします。各論受講にあたり、事前に「評価総論」をご視聴ください。
  ポイント申請に関して、当日は日本理学療法士協会のアプリを使用します。当日までにダウンロードお願いいたします。
・  申込者の自己都合によるキャンセルは、いかなる理由があっても返金は致しかねます。予定をよくご確認のうえお申し込みください。
・  対面もしくは Zoom ウェビナーを用いたオンラインセミナーとなります。対面の場合は現地開催、オンラインの場合は後日申込者へ送付する URL からログインし、パソコンもしくはスマートフォン・タブレット端末等にてご視聴ください。(スマートフォン・タブレット端末での視聴には、アプリの事前インストールが必要です)
・  受講決定者には、事前に Zoom の入室方法や視聴方法、受講における諸注意を記した受講マニュアルを配信いたします。受講までにご確認いただき、ご準備ください。
・  オンライン環境にかかる整備や接続に関する諸経費等は、各自で準備・ご負担ください。
・  講習会中の接続障害等に関して、当日問い合わせ窓口はお伝えいたしますが、受講者の接続環境に起因する障害には本会として十分に対応致しかねますことをご了承ください。
・  各開催日程(実技は1日間、講義は2日間すべて)にご参加いただくことがポイントの付与対象となります。
・  接続障害等を含め、「遅刻・早退・累積 6 分/日以上の中抜け」はポイントの付与対象外となる可能性がありますことをご了承ください。
・  講習会資料は電子データにて事前に配布いたしますが、お申込み時の著作権・情報保護に関する誓約をいただいた方にのみ配布することをご了承ください。
・  当日映写する内容の録音、録画、写真撮影はご遠慮ください。また、アーカイブ配信等はございません。

評価総論と全身の効果的な評価法についての各論講義と触診を含めた実技による講習会です。

すべて選択いただくことで全身の触診と評価法を1年間で習得できます。

各論は講義・実技共に自由に選択していただけますが、評価総論の講義内容が前提となります(随時視聴可)。

【評価総論】(前提)

評価の概略を述べた上で、基本的な原則を解説します。

評価は治療戦略としての第一歩になるものです。

評価を進める上で目安となる疼痛についての理解と捉え方も重要ですので、解説します。

患者の訴える症状はどの組織によるのか、何故そうなったのかを考えていきます。

唐突にどの組織かを特定することは困難な場合が多いため、まず、患者の訴えからどの領域の問題なのか、組織としては何が考えられるのか、可動性の変化について推論を進め、結論を導くための検査を選択し、実施できなければなりません。

評価総論は以下の内容で構成されます。

1.原則的評価手順として、必要な検査項目とは何か。

2.各検査はどのような順に行うべきか。

3.個々の検査とその意義,検査結果の意味するもの。

4.主観的評価に基づく臨床推論(仮説の設定)。

5.客観的評価に基づく臨床推論(問題点の整理と導き出された結論)。

6.得られた結論の確認。

7.治療プログラムの設定と効果判定。

 

【各論講義】

何か一つの検査結果に固執して安易に決めつけるのではなく、様々な所見から総合的に考えて結論を導くことや、仮説に基づいて治療するのではなく、仮説を検証する過程が重要になります。 

知識の伴わない技術は無駄というだけでなく、危険な行為となります。技術にならない机上の空論は虚しいだけで、治療者にはなり得ません。

各論講義では関節毎に以下の順に進めることで,評価の原理原則を習得していきます。

1.機能解剖と運動学の理解。

2.評価総論で述べた原則的評価手順に従い、各検査を具体的に解説。

3.病歴聴取によって得られた「患者の発した言葉」は何を意味するのか。

4.観察は何をどう観るのか。得られた情報は何を意味するのか。

5.病歴聴取と観察からどのように初期仮説を立てるのか。

6.仮説を検証するために必要な具体的検査項目と結果の意味するもの。

7.個々の検査を運動連鎖の視点で捉えたうえでの結論の導き方。

8.得られた結論の検証。

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​講師紹介

林 寛 先生 PT,OMPT (1955.5.10生・岐阜市出身)

 

著書

拘縮の評価と治療、系統別治療手技の展開、整形徒手理学療法など

職歴

1978.3    国立近畿リハビリテーション学院 理学療法学科 卒業
1978.4    名古屋市立大学医学部付属病院 勤務
1980.4    羽島市民病院 勤務
2004.4 滋賀医療技術専門学校 勤務
2009.4 彦根中央病院 勤務

経歴

1986.5 岐阜県理学療法士会 理事
1991.5 岐阜県理学療法士会 副会長
     社団法人日本理学療法士協会 代議員、学会部員、業務推進部員
1998.5 社団法人岐阜県理学療法士会会長 2004年4月まで3期6年
2002.8   社団法人日本理学療法士協会業務推進部副部長 2006年度まで
2004.5 社団法人岐阜県理学療法士会社外理事 2008年3月まで
2009.12 滋賀県理学療法士連盟会長 2012年12月まで
2013.4 日本運動器理学療法学会 運営幹事 2019年3月まで3期6年
2021.9 第9回日本運動器理学療法学会学術大会 大会長

 

徒手療法関係
1990.11 IFOMT準拠徒手療法国際セミナーKaltenborn-Evjenth International 修了
1995.4  同セミナー 指導助手
2003.11 OMPT(運動器徒手理学療法士) Diploma取得(K-E OMT)
2010.2  OMPT Instructor認定(K-E OMT)

(公社)日本理学療法士協会 日本運動器理学療法学会 専門理学療法士
国際運動器徒手理学療法士連盟IFOMPT 正会員
日本運動器徒手理学療法連盟JFOMPT 正会員
一般社団法人日本運動器徒手理学療法学会JAOMPT 正会員

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